国内では、いろんな海外の料理を味わえるお店が点在をしています。1990年代はイタリア料理が若い女性の間で大人気となり、イカ墨パスタやティラミスなどは社会現象になるほどのブームを巻き起こしたものです。そして中華からトルコ料理なども流行りましたが、2020年以降は欧州の大国・フランス料理がブームとなっています。おもに魚料理やシフォンケーキ、そしてワインで構成をされており、今までとは異なったセレブな装いで食べるものです。

都心部には新たにフレンチ専門店が続々とオープンをしており、これから行こうと思われている方も多いことでしょう。または厨房で働きたいという方も多いことと存じます。そこでここでは、フレンチ料理店で必ず使用されている機材について、簡単にご紹介をします。それは湿度計センサーであり、必ず厨房とワインセラーに備わっているものです。

なぜこの店で湿度計センサーが必要なのか、理由は取り扱っている食材がポイントです。一度でも料理を味わったことがある方ならおわかりでしょうが、フランスの料理は発酵食品が多い傾向となっています。たとえばキノコからキャビア、フォアグラなどは10年以上熟成をさせたものが多く、非常に厳しい湿度と温度管理をしてストックをしないといけません。ワインも醸造酒と呼ばれる発酵を経た飲み物で、湿度計センサーで80パーセント以下で保存をしないといけません。

これが設置をされている理由です。